◎シルバー産業新聞(2008/8/10発行号)で
新協会総本部紹介◎
障害者や高齢者の外出支援として便利な介護タクシーだが
「利用したいときに空いてるタクシーを捜すのが面倒」「料金が高い」というイメージで利用しないという人が少なくない。
「全国介護タクシー協会」(総本部:兵庫県西宮市、中岡和夫代表)
では、約800事業者が会員として登録しており、協会に問い合わせると、無線配車で対応できる最寄りのドライバーが駆けつける。 <中略>
さらに協会では、酸素ボンベや、AEDを配置する車両を増やすなどサービスの向上に努めている。

■2008年8月10日
◆車いすのまま運んでもらえる介護タクシーをご存知ですか。
車いす利用者が安心して乗車できる設備と介助サービスを兼ね備えたタクシーが増えています。どんな時に使えばよいのか、全国介護タクシー協会に聞いてみました。
主婦の友社さん発行の『介護が楽になる魔法の杖』“ほっとくる”誌の6月号で介護タクシーの利用法についてとりあげられました。
◆協会シンボルマークが、「介護タクシー」の図記号として紹介されました。
子供向けの書籍を数々出版されている、あかね書房さんから2月末に出版されました。
『記号のポケット図鑑』という本は、シンボルマークや交通標識、案内記号などさまざまな図記号を、そのマークにある絵柄別に並べて紹介されています。街角にある標識や、商品、乗り物についているマークをみつけたときに、絵柄をヒントに検索して、役割りがわかる本になるよう構成されています。
より多くの子供たちに、この「介護タクシー」のマークについて知ってもらい、環境や福祉など、さまざまなことについて興味をもつきっかけになれば幸いです。

■記号のポケット図鑑
2006年2月25日
行動範囲が広がれば、生活の質が高まる。
ひとりで安心して利用できる介護タクシー。
介護タクシーをご存じですか?
車椅子利用者が安心して乗車できる設備と介護サービスを兼ね備えたタクシーで、今全国に広がりつつあります。
そこで今回は、全国介護タクシー協会を訪ね、代表代行の中岡和夫さんに、介護タクシー事業の歩みと今後の展望についてお話を伺いました。
事故で車いす生活を送っている呉市音戸町波多見の阿田光照さん(27)が20日、介護タクシーを開業する。全国介護タクシー協会中国支部は「中国地方はもちろん、全国でも車いすの障害者がタクシーのハンドルを握る例を聞いたことがない」とエールを送っている。
規制緩和で開業も容易に
感心高まる「介護タクシー」
一「介護タクシー」は、どのような趣旨で誕生したのですか。
細越「介護タクシーは」とはスロープやリフト装置の付いた特殊車両(8ナンバー)によるタクシーで、車いす利用者及びその付添人専用車です。100%予約で運行します。利用者のサービスの一環として買い物代行など、便利屋さん的な仕事(救援事業)も可能です。
〜記事冒頭より抜粋
右の画像をクリックすると記事の詳細が見れます。
安芸高田
転職の白藤さん
安芸高田市向原町の白藤巽さん(57)が、車いす利用者に外出を楽しんでもらおうと、市内で唯一の介護タクシーを走らせる。建設会社をリストラされて転身。加盟する協会の方針で介護サービス料は取らない。「一人で外出が難しい人の力になれ、楽しんでもらえたら」と駆け回る。
車いす一台が電動昇降機で乗り降りできる軽ワゴン車。ボディに事業所名「ケアサポートこころ」の文字が書かれている。三月に開業し、この三ヶ月間で通院や買い物、外食の送迎、花見など延べ百八十件の利用があった。料金は小型タクシーと同じ一・五キロまでの初乗り運賃五百六十円。貸し借りもできる。

■中国新聞
2004年6月4日
脱サラし介護タクシー
小野田市西高泊上の郷の久冨嘉直さん(51)が、全国介護タクシー協会の県内第一号会員となり、七日から「フレンド介護タクシー」を走らせる。一昨年に脱サラし、一念発起して資格を取得。「一人でも多くの人の役にたてば」と新たな一歩を踏み出した。
車は軽四の箱型乗用で、福祉タクシー仕様。後部ハッチを開いて乗降板を出し、ウインチで車いすを引き入れる仕組みになっている。介助、付き添いも同乗できる。料金は通常のタクシー料金と同じ。ありふれてるけど、友達感覚で親しみやすいという点からタクシー名を「フレンド」とした。車に付けるロゴ、風船のイラスト等も自身がデザインした。
久冨さんは「自分の家族より、他の人に優しくする性分。困っている人の足になりたい。タクシー会社も取り組んでいるので競争は厳しいけど、協会への安心感を持ってもらえたら」と話した。
全国介護タクシーが情報冊子を創刊
全国介護タクシー協会がこのほど、会員への情報発信とPRをかねて小冊子「介護タクシー通信」を創刊した。三〇〇〇部印刷し、全国六〇〇人の会員のほか、官公庁や老人ホームなどに配布した。隔月で発行する予定だ。
同協会は、車いすを利用する障害者、高齢者の移動をサポートする目的で二年前に設立した合資会社。車いすのまま乗り込める福祉車輌を使ったタクシーを「介護タクシー」として個人の独立開業を二種免許やヘルパー二級資格の取得、申請手続きのコンサルタントなどで支援する。タクシー事業者が福祉輸送をする場合には都市部で10台、地方で5台の最低車両数の規制を受けるが、8ナンバーの福祉車輌を使って事業を行う場合には1両からでも可能になる二〇〇二年度の制度改正に乗ったものだ。
関西圏からはじめて現在では北海道から沖縄まで加入者が六〇〇人。このうち二〇〇人がすでに開業、共通の「介護タクシー」ロゴマークをつけてブランド価値を高めている。人口五万人に一台の割での拠点作りを目指す。
「規模が小さいため、運転者がいつも一緒で、利用者の状態をみて安心・丁寧な対応ができるのが『介護タクシー』。他のサービスとは差別化していきたい」と同協会では話している。
今後は関東圏に注力し加入者一〇〇〇人を目指す。車いす利用者の旅行などメニューも充実する計画だ。

■シルバー新報
2004年3月12日
車いすのまま乗車できるスロープとリフトを備えた福祉専用の個人タクシーを夫婦で運行する。軽自動車のワンボックスカーで、高齢者や身体障害者の通院や買い物をサポートする。
営業区域は広島県内。一般的な福祉タクシーは、運賃と別に三十分当たり千五百円前後の介護料を取る例が多い。気軽に使ってもらうため介護料は取らず、小型タクシーと同じ五百六十円にした。
ホームヘルパー二級の資格を持ち、利用者の自宅から車までの移動は無料で介助する。詩画家はらみちをさんたち約三十人がリピーターとして使っている。
吉谷文男社長(50)が三十年勤めたフィルムメーカーの関連会社を、再編を機に「社会貢献がしたい」と二〇〇二年十一月に退職。知り合った障害者が、車いすで気軽に乗れる車がなくて困っていることを知り、退職金を元に妻の富士枝さん(49)と二人で開業した。今は一台だが、今後四台に増やして法人化を目指す。
低い認知度台数増やす
外出を喜ぶ利用者の顔を見ると開業して良かったと重う。ただ、福祉タクシーの認知度は低く、施設の前に止めようとしても、車いすの乗降に対応した施設は少ない。台数を増やして世間の理解を深め、住みやすい社会にするのが夢だ。
(吉谷文男社長)

■中国新聞
2004年1月22日
足の不自由な高齢者や身体障害者を目的地まで送る「福祉タクシー」が増えている。車いすのまま乗車でき、「活動範囲が広がる」と好評だ。背景には、規制緩和のほか、不況の影響もあるようだ。
福祉タクシーは、車いすの利用者を対象にしたサービスだ。車いすのまま乗車できるよう、車両にはリフトやスロープを付けることが、法で義務付けられている。運転手はタクシーの二種免許が必要で、利用者は一般のタクシーと同じように運賃を払うシステムだ。
指定業者の利用に限り、初乗り運賃分を補助する「福祉チケット」を発行する自治体も増えているそうだ。
福祉タクシーの独立開業を支援する会社も登場している。合資会社の全国介護タクシー協会(兵庫県西宮市)もその一つだ。代表の青澤一郎さん(55)は「高齢化が進むことを考えると、需要が見込める事業で、会社のリストラにあった人が起業するケースが多いですね」と話す。
大阪市淀川区の会員、知念清松さん(48)は、5月から事業を始めた。以前、勤務していた大手電気メーカーでリストラに遭ったことがきっかけとなった。「お客さんが喜んでくれる姿をみるとやりがいがある」と張り切っている。

■読売新聞
2003年8月23日
「障害者の日」の9日、建設会社をリストラ退社した兵庫県のIさん(55)が、車いす利用など体が不自由な人らを対象にした但馬、丹波地方では珍しい個人営業の介護タクシー業を始めた。集団就職した大阪市で取得した第二種免許を生かして転身、高度経済成長期を下支えした世代が、「障害者のために」と福祉ビジネスに第二の人生をかける。
丹波地方では、バスや鉄道の便数が少ないなど公共交通機関がぜい弱。高齢化率も高く、自治体補助で路線バスを確保し、自治体がお年寄り向けの福祉バスを運行させ、タクシー会社も車いすの介護サービスに努めているのが現状。
兵庫県出身のIさんは2001年10月に退職。そして2002年5月ごろ、知人の助言で介護タクシー業を知った。初めは半信半疑だったが「まずは挑戦しよう。運転技術を活かせ、体の不自由な人の役に立てれば」と、全国介護タクシー協会(西宮市)に加盟し、9月に近畿運輸局の経営者法令試験、書類審査などを通過。福祉限定営業の介護タクシーの営業許可を受けた。
車いすに乗ったまま乗降できる軽ワゴン車で、病院、買い物送迎などもでき、付き添いの同乗も二人までできる。初乗り1.5キロまでが600円で、身体、知的障害者は一割引。Iさんは「丁寧なサービスでこたえます。軌道に乗れば、お客さんの自己負担が軽くなる介護保険認定業者も目指したい」と言っている。

■読売新聞
2002年12月10日